インフルエンザに感染してしまうと、とても辛い症状を伴います。インフルエンザが流行する前に予防薬を用いることで感染を防ぐことができます。ご存じない方がほとんどですが、治療薬のタミフルで予防することも可能です。

インフルエンザ予防薬の使い方とかゆみなどの副作用

インフルエンザの予防法として予防接種がありますが、注射するタイプのものではない薬もあります。吸入粉末剤イナビルが有名です。

この薬はA型とB型インフルエンザに効果があります。細胞に寄生して増殖したウイルスが細胞から外へでるときに細胞を壊す必要があります。そのときに必要になるのがノイラミダーゼという酵素です。この薬はノイラミダーゼの働きを阻害することで、新しくウイルスが作られても細胞外へ出て活動することを妨害して、感染者の体内でのウイルスの増殖を抑制します。

予防薬として使用すると、インフルエンザウイルスに感染しても、効果がある期間中であればウイルスの増殖を阻止することができるので、発症を予防することが可能になります。使用の原則としてインフルエンザウイルス感染者と一緒に生活している方で、発症時の重症化などのリスクが高い場合に使用されます。

では使い方はどのようになっているのでしょうか。イナビルを予防として使うときは、吸入粉末剤20mgを1日1回吸入し、これを2日間おこないます。使い方の補足として、吸入時間は特に決まっていません。2回吸入をするのですが、前の日と同じ時間帯にするのが普通です。また薬や食材での飲み合わせも基本的に心配する必要はありません。また保険は適用されません。薬価と医療機関における受診料が自費になりますが、両方あわせて5000円強です。

使い方として気になるのが副作用です。じんましん・発心・顔のほてり・かゆみ・アレルギー症状などがでることがあります。予防接種でも赤くなったり、かゆみを感じることがありますが、予防薬でもかゆみの副作用がでることがあります。強い症状でなければ問題ありませんが、ショックや強い過敏症があらわれたときには医療機関に相談することが必要です。